Kダンパー〈ケーダンパー〉| 株式会社アイ・アム・エー

ブログ

耐震性を上げるとおトクになるって本当?


はじめに

 近年震度5以上の地震の頻度が高くなり、ますます地震に対する備えが必要になってきました。耐震性に優れた家を買ったり建てたりすることも地震から身を守るために必要ですが、耐震基準を満たした家を建てると費用面でのメリットがあるのはご存じでしょうか。今回は耐震性の高い家に住むことのメリットについてお話いたします。 

 


耐震性の高い家とは

 耐震性の高い家は一般的に耐震等級3で建てられた家のことを指します。耐震等級は地震に対する建物の強度を示す指標のひとつで、建物の耐震性能によって1~3の数字で表されています。耐震等級3が現在の最高ランクなので、地震に強い家に住みたいなら耐震等級3を取得した家がおすすめですが、そのための申請費用や検査費用がかかったり、性能を上げるために耐力壁や金物を設置する際に費用がかかったりするのが現実です。しかし、耐震等級3を取得すると費用面で後々おトクなことが2つあります。

メリット① 地震保険料が安くなる

 地震保険には、耐震等級のランクに応じて保険料が割引される「耐震等級割引」というものがあります。等級1なら10%、等級2なら30%、等級3なら50%と、等級が高くなるほど割引率が上がるので、耐震等級3を取得することで保険料を抑えることが出来ます。


メリット② 住宅ローン(フラット35)が割安で組める

 「フラット35」とは住宅金融支援機構と民間金融機関が提携する全期間固定金利タイプの住宅ローンです。全期間固定金利タイプとは借入中ずっと同じ金利で支払う形式のことです。このフラット35とは別に「フラット35S」という商品も存在します。これはフラット35の利用者が耐震性、耐久性、省エネルギー性、バリアフリー性のどれかに優れた住宅を購入した際に利用できる制度です。フラット35SにはAプランとBプランの2種類があり、特にAプランは借入から10年間の金利が年0.25%引き下げられる最もおトクなプランと言えます。つまり耐震等級3を取得すれば住宅ローンを割安で組むことが出来るのです。 


まとめ

 耐震性の高い家に住むことで割引を受けられることはもちろん、地震に強い家に住んでいるという安心感を得ることが出来ます。家の耐震性を上げたいなら大臣認定取得の制震ダンパーの設置も効果的ですので、ぜひそちらも検討することをおすすめいたします。

ブログ一覧に戻る

pagetop