地震による変形を67%抑制
地震対策に重要な「制震性」「復元性」とは
想定外の地震を考えた場合、耐震性、いわゆる「固さ」だけで対応しようと考えると、建物が受ける衝撃が大きくなり、壊れる可能性が高くなります。
X-WALLは数ある大臣認定耐力壁の中でも先で説明した通り、より実際の地震に近い想定での実験を、幾度となく繰り返しています。
X-WALLはこの実証実験によって、固く耐える耐震性だけでなく振動と揺れを効果的に吸収する「制震性」,復元力間柱のしなりによって粘り強さを発揮する「復元性」、を同時に備える事を実現しました。
衝撃を受けた時の比較
阪神淡路大震災級の揺れで実証
実験結果1【制震性能】タスキ筋交いと比較して変形を67%抑制
実験結果2【復元力性能】繰り返す揺れにも耐震性能を持続
固有振動数 | 1秒当たりの振動階数、固さ(耐震性能)を失うとゆっくりと揺れるようになり、振動数が減ります。 |
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BCJ | 人工地震波 |
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JMA KOBE | 阪神淡路大震災を再現した地震波 |
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X-WALLは従来の耐力壁の最大の弱点をカバー
筋交いや合板などの一般的な耐力壁の長所は、建物変形初期に剛性が非常に強いという事です。例えると卵の殻のような構造です。一方、最大の弱点は弾性域が極端に短い、つまり少しの変形しか許容せず、変形=損傷となってしまう事です。 これでは想定外の大地震が繰り返し襲ってきた際に倒壊してしまう可能性があります(卵の殻も一定以上の衝撃が加わると一気に壊れてしまいます)。
このような従来からの耐力壁の最大の弱点を補うことで、構造を安定させることが出来ます。 早く(変形初期から)効いて且つ壊れない耐力壁、万が一耐力壁が損傷しても、建物が倒壊に至らないように長く粘る(非常に長い弾性域のある)耐力壁、そのような構造材を採用することによって、木構造の最適な設計が可能となります。
- まとめ
- X-WALLは大臣認定品の中でも選ばれる価値のある耐力壁!!
国土交通省大臣認定仕様
3.4倍仕様
認定壁倍率 | 3.4倍 |
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認定番号 | FRM-0363 |
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性能評価区分 | 建築基準法施行令第46条第4項表1(ハ)項 |
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施工仕様
寸法
柱間寸法(芯~芯) | 910mm |
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柱と中柱の間隔 | FRM-0363 |
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横架材間距離 | 2,565mm~2,835mm |
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部材
柱、中柱、土台、胴差、桁、梁 | 建築基準法施行令第3章3節木造に基づく105mm×105mm以上 |
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2.8倍仕様
認定壁倍率 | 2.8倍 |
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認定番号 | FRM-0527 |
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性能評価区分 | 建築基準法施行令第46条第4項表1(ハ)項 |
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施工仕様
寸法
柱間寸法(芯~芯) | 900mm~1000mm |
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横架材間距離 | 2,500mm~2,880mm |
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部材
柱、中柱、土台、胴差、桁、梁 | 建築基準法施行令第3章3節木造に基づく105mm×105mm以上 |
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開発・特許:MASA建築構造設計室
特許 第5244942号
復元力間柱は、株式会社アイ・エム・エーの登録商標です。